【台湾の反応】台湾スケーター選手が冬季五輪に行った行動に政府高官が「不適切だ」

台湾のスピードスケート選手、黄　郁婷は先日、北京冬季オリンピックで中国チームのユニフォームを着用し、「自分のホームグラウンドで戦っている」と語っていた。

大会終了後、彼女はFacebookに「以下のメッセージは、嫌いな人、不満を持つ人に向けて公開されています。」と書き、またしても言葉の論争を引き起こした。

この点について、行政院長の蘇晨昌は、黄の行動は「極めて不適切」であるとし、教育部と体育局に対して彼女の不適切な発言や行動を調査し、適切な勧告を行うよう求めている。

行政院スポークスマン羅秉成は本日、国家代表団のメンバーは国際社会で国を代表し、名誉のために努力するのであり、一挙手一投足に至るまで注意を払うべきだと述べた。
国の尊厳を守るために、言動に注意する必要がある。

政府は国民の税金を使って、選手の練習や大会参加に資金を提供している。
アスリートは国民の期待を背負っているのだから、国民の名誉を損なうような物議を醸すような発言や行動をしてはいけない。

教育省とスポーツ庁は、黄氏の不適切な発言と行為について調査し、適切な制裁を行うよう要請している。
それに加え、今後の代表選手の対外的な行動についても、その仕組みやルールを見直し、確立する必要があるようだ。