【台湾の反応】ロシア・ウクライナ紛争で外国資本の逃避が史上5番目の規模 台湾株534億ドル超が売却される【ロシア・ウクライナ紛争】

ロシアのウクライナへの軍事侵攻は世界の株式市場に大きな打撃を与え、一時はロシア株が50%も下落した。外国人投資家が史上5番目の売却額となる534億台湾ドルを売却し、TSMCが45,600株の売りとなり、本日の台湾株は461ポイント下落した。

台湾の株価は461.18ドル下落し、2.55％安の17594.55ドルで取引を終え、売買高は4336億8600万台湾ドルだった。 本日は外国人投資家と本土投資家が534億4700万ドル以上売り越し、自己売買が126億4700万ドル以上、投信が49億7800万ドル以上買い越し、18日連続の買い越しとなった。

ロシアのウクライナへの武力侵攻は世界の株式・為替市場を恐怖に陥れ、時間外電子市場でロシア株は一旦50％下落、欧州株も2～3％以上下落、米国株も2％以上下落、台湾株は日中500ドル近く急落し、安値17561ドル、半期線支持17566ポイントに接触、昨年11月末以来の大幅下落を記録した。

TSMCは海外勢の売り圧力にさらされ、21ドル安の604ドル（3.36％安）で終り、昨年12月1日以来の安値に引きずり込まれた。 今日のTSMCの主な売り圧力は外国人投資家の売りで、TSMCの45,600株の売り越しだった。 外国人投資家は本日、台湾株を総額534億4700万ドル売り越し、史上5番目の売り越し額となった。

第一位は2021年2月26日、米国10年債利回りの上昇とMSCIによる台湾株の調整の影響で、台湾株は海外投資家により944億700万台湾ドルの売り越しになった。

海外勢の売り越し第3位は2007年3月12日で、フィリップスがTSMC株を大量売却し、この日の売り越し額は549億3700万ドルだった。 第4位は2020年3月9日で、2019年のコロナウイルス病（コビド19）の発生で米国株が前例のない2度目のメルトダウンに陥ったことなどにより売り越し額は545億ドルとなっている。