台湾人「日本の有名シャインマスカットが中国に流出している。被害額が凄い・・・」【台湾の反応】

日本の晴王シャインマスカットは、大粒で甘い果実が特徴のマスカットの王様です。
高級フルーツとして、贈答用に利用される方も多いようです。

この品種が中国に違法に持ち込まれた結果、日本の農水省は当初、少なくとも100億円（約23億元）の損害が発生すると試算していた。
日本政府は、この品種の育種権を管理・保護する特別機関の設置も検討しています。

日本農業新聞によると、「晴王シャインマスカット」は、日本の農業研究所が開発した品種だそうです。
2021年4月の種苗法改正後、日本政府は作物の新品種を海外に輸出することを禁止しています。

しかし、法改正前の「晴王シャインマスカット」は中国に無断で輸出されており、中国での栽培面積は急速に拡大し、2020年には少なくとも53,000ヘクタールに達しています。日本の栽培面積（2019年：約1,840ヘクタール）の29倍となります。

農林部の試算によると、中国におけるマスカットの生産量と市場価格から、この品種の育成者は少なくとも年間100億円（約23億台湾ドル）のライセンス料を失うと推定されるとのことです。